メディアで紹介されているMBA

 メディアで取り上げられたMBA関連の記事などを紹介しています。
0

プレジデント 歴史・古典入門 20071022

本の時間/世の中の読み方
日本メディアはMBAを正しく伝えているか?
本記事のもとになった原稿のテキスト部分をご紹介します。本記事は、下記の取材記事への反論を全面改訂し刊行可能状態に書き換えたものです。
プレジデント 学歴格差大図鑑 20071015

企業の留学生派遣が復活
法科大学院、MBAの
損得勘定
 *切り口に新鮮さなく、ステレオタイプ。
「MBAを取得したらいい就職先がみつかるとか、給料や地位があがると考えるのはは愚かなことだ」
「企業の人事担当者にもMBAについて話を聞いたが、『日本の大企業ですぐに活かすのは無理』『優秀という考えはない』『ハーバードのMBAを持ち人脈もある人は一目置くが無名大学のMBAで優秀と思う人に会ったことがない...』」など
つまらない記述が続く。

本記事への反論(未刊行の原稿)

日経新聞、シグナル発見 20061204

企業の留学生派遣が復活
幹部候補生をスピード養成
2006年になって企業派遣が復活しているという記事。
根拠はプリンストンレビューの社費留学生が400人から460人に伸びたとしている点。一方私費留学生は横ばいとのこと。
大手企業の事例として、松下電器産業が年間3人から6人に派遣者数を倍増、ヤマハ発動機が20年ぶりに派遣を復活。積水化学の奨学金制度などをあげている。比較の対象として、サムソンの海外研修260人をあげているが、比較対象がずれている。私費留学生が横ばいとしても、2004年、2005年と減少した留学生がトータルでは増えているということらしい。
東洋経済、大学特集でのMBA記事
減少する海外MBA、増加する国内MBA
MBAブームの今
MBAが会社を滅ぼす』(日経BP、ヘンリー・ミンツバーグ)
 が冒頭紹介されている。業績不振企業のエグゼクティブのMBA比率が90%という引用がある。
・・・たしかにエグゼクティブの90%がMBAでは業績は
  悪いだろう。
また、アメリカのビジネススクールでは中国人の存在感が
まし、日本人は影が薄いとしている。
増加しているという国内MBAスクールにつしては「誰でも
入れる状況」としている。

MBAに対するアレルギーに便乗する記事がうける状況は変わっていないようだ。

新MBA本時代

  

売上のわりに出版が衰えないMBAものは、『MBA娘殺人事件』(PHP研究所)や『MBA課長の仕事術』(WISH BOOKS)『MBAを取って年収2倍を目指せ』(プレジデント社)など、ひねりの加わった書籍が続くようになっています。
 
AERA
MBA新時代

のMBA事情 ホルダー配属先一覧27社

朝日新聞社 2003年06月24日号
AERAは社費留学生に注目した記事を定期的に書いています。今回印象的なのは「やむにやまれぬMBA」というくだりです。経営者不在の日本企業において、いままで異端として活用されずにきた社費留学生を活躍させる企業が増えていると述べられています。

 

  

ビジスタ くたばれ! 肩書きだけのMBA
ソフトバンクパブリッシング 2003年04月号

週間東洋経済 目指せ最強のキャリア
東洋経済新報社 2003年03月15日号

 毎年、春になるとMBAの特集が週刊誌をにぎわします。週間東洋経済は毎年連載していましたが今年は趣向を変えてロースクールに主眼をおいています。MBAは少し食傷気味という感じでしょうか?

 もう一つの典型的なパターンがアンチMBAです。ビジスタが「くたばれ」と出して特集していますが、実際の内容はMBAの概要の説明と、MBAホルダーのインタビューからなっています。「くたばれ」に該当する内容はほとんど出てきません。

 MBAについてのメディアの扱い方もひねり方の時代になってきているようです。

 

AERA 出来る人材は「愛」で縛る
朝日新聞社 2002年06月24日号

社費留学したMBA ホルダーをいかにして会社につなぎ止めるかということで「愛」というキーワードがでてきます。後半は、会社に残る選択肢にも魅力があることが書かれています。

 取材の現場に私も同席しました。「しっかり書いて下さい」とお願いしましたが、案の定、ちゃかされた感があります。私の実感として「愛」で縛られるということはあり得ないと思います。


 

週間東洋経済 キャリアアップ白書2000
東洋経済新報社 2000年05月13日号

MBAを中心としてビジネスマンのキャリアアップの特集です

 わたくしも企画に参画させていただいておりまして、まだまだ不十分な点も目に付きますが、学位の重要性を見直している点では評価できる企画と思います。学歴社会における学位ではなく、知識水準の高さの証としての学位は意味あるものと思います。

 今回の特集では、国内での取得にも力点が置かれていて、MBAがより身近になっていることを強調しています。その一方で、海外での学位取得による異文化体験の重要性も触れられています。機会がありましたら、パラバラとご覧になられてはいかがでしょうか。

 

リスクテイカー
川端裕人 文芸春秋社 1999年10月30日

MBA日本人ヘッジファンダーの虚虚実実のサイエンスフィクションです!(お薦め)

 本書は、独学MBAで紹介すべきかと迷う高知識水準の一冊です。卒業後の話が中心ですがコロンビア大学のMBAクラスの生徒像がなかなかリアルです。参考になるのは、物語の中で解説される、

  • デリバティブの概要
  • 統計手法とカオス理論を駆使した先端マーケット予測
  • お金儲けの意味
  • 環境マネジメントへのMBAスキルの応用
  • LTCM破綻など90年代の通貨危機の流れ

などです。ファイナンス分野のMBAとしてはかなり読み応えのある内容と思います。こうした読み物から入っていけば、専門書も興味深く読み進められるのではないでしょうか?

 筆者はMBA取得者ではないようですが、リサーチは相当されているように思います。お薦めです。

 

キャリアアップ留学事典
アルク 1999年9月26日号

What's MBA?
MBA留学徹底検証

アルクから出ている留学事典の1999年版のなかに32ページに渡ってMBA留学について情報提供がされています。
  • ホルダー座談会
  • MBAについての紹介記事
  • 留学中への方のインタビュー
  • 欧州のMBA
  • 日本で取れるMBA
  • 留学準備
  • 出願方法
  • 就職の仕方
  • ホルダーの転職体験記

などが紹介されています。内容が新しく、かなり実状を反映しているものになっています。

 

週間東洋経済 1999年5月29日号
東洋経済新報社

誌上ビジネススクール
戦略的意思決定に役立つ
経営戦略講座

内田和成(BCG)さんと高梨智弘(元アンダーセン)がポートフォリオマネジメント、ワントゥワンマーケティング、ベンチマーキングなどを解説した後、「MBAに目覚める日本企業」として日本オラクルの社内ビジネススクールを紹介している。オラクルはもともと外資系であり、タイトルは少々意味不明である。

 また、つづけて、INSEADが紹介されている。さらに、図表として日本企業の経営者でMBA取得者を27名あげている。

 

面接の達人 転職版
中谷彰宏 ダイヤモンド社

自分はMBAだからとエリート意識を持ってしまうのが最悪!

「さらに、危険なのは『私は、海外で勉強してきたのに、私を生かせる職場はどうしてないの?』という勘違いのプライドを持ってしまうことだ。

この最も顕著な例が、ビジネススクールでMBAをとてきた人たちだ。

会社の経費であれ、個人の費用であれ、MBAを取ってきたということは、かなり大変な労力だ。並大抵の勉強量ではとれない。ところがそんなに苦労して取ってきた資格であるにも関わらず、そこで勉強してきたことを即生かせる職場は日本にはそうたくさんはない。(中略)

そうなると、うちの会社は自分の才能を生かし切れないと、腐ってしまうことになる。生かす仕事は、与えられるのではなく、自分で作り出さないといけないのだ。会社の中でMBA取得者が浮いてしまうのは、『俺はMBAをとってきているんだぞ』というエリート意識が協調性をみだしてしまうからだ。

この現象はとてもよくわかります。私も毎日同じことを思っています。

ただ、ひとつ補足すれば、MBAに行く前は自分も「俺はもっとできるんだ」という多少卑屈ともいえる思いをカテにして勉強していました。実際、留学して、私のたどたどしい英語をよく聞いてくれたり、いつもパーティーに誘ってくれた同級生たちのやさしさに触れて、自分としては少し心が開けた思いをしました。他にも、日本にはない新参者をコミュニティーにとけ込ませようとするシステマティックなアプローチにも驚きました。

すべてのアメリカ人とはいいませんが、アメリカの教育が持つ弱者へのいたわりの精神はとても勉強になりました。中谷さんの書かれていることもよくある現象ですが、実際に留学してみることは、それを越えた何かをつかむチャンスでもあるといえます。

さらに補足すると、私が述べたようなコミュニティーに関する部分はほとんどマスメディアには登場しません。メディアに登場するMBAは80年代までのMBAプログラムです。現在のMBA教育は、数字で経営を行おうとするような単純な域を越えて、人間中心のアプローチを主なテーマにしています。

 

日経プロアクティブ
98/12/12 日経BP社

MBAについての誤解の典型例

p.91-p.105にわたって、「仕事力アップ 挑戦MBA流自己診断テスト」という企画が載っています。問題をといて、その点数によって自分に必要なスキルを特定するという企画です。

なぜのこの企画に『MBA流』というキーワードがついているのか不思議に思います。日本の大学入試の統一試験のようなとても底の浅い診断をすることで、MBAで行われれているプログラムもこの程度の底の浅いものという揶揄をおこないたかったのでしょうか?メディアでのこうしたMBAというキーワードの使われ方は大変残念です。

 

Diamond Executive
1999 January
ダイヤモンド社

欧州や日本のMBAについても紹介されています。

p.6-9 MBAってこんなに魅力的
4名のホルダーの体験談
p.10-13 日本でMBAが取れる海外ビジネススクール
日本に提携校がある学校や通信教育を行っている学校の紹介
P.14-15世界のビジネススクール
アメリカのMBAとヨーロッパMBAスクールの違いなど
p.28-p.29 MBA事典
MBA関連の用語の説明
p.30-p.31 海外MBAに入る
プリンストンレビューのディレクターによる受験についての状況説明
p.32-p.34 日本のビジネススクール
日本のビジネススクールのリストを掲載

バブル期は企業派遣による第一次MBAブーム、現在は金融ビックバンがもたらした第二次MBAブームという分け方をしています。おおざっぱにはうなずける分類だと考えます。また、日本にいての取得など広く情報提供されています。
0

番 外

人脈のバイブル
中島孝志 98/11/12
ダイヤモンド社

社外も大事、社内も大事。

「仕事ができすぎて社内で浮き上がるタイプもいる、少ないけれど。そんな人は社内に刺激がないから社外の人とばかり会っている。」

自分を振り返ってみて、留学をこころざした当初はこうした「俺は違うんだ」という一種の思い上がりがあって、また、それが、勉強に駆り立ててくれたエネルギー源だったように思います。MBA友の会のような会を続けて行くにつけ、そうした、コンプレックスのはけ口のような集まりにはならないようにしていかなくてはと考えます。