|経営学 |MBA |ベンチャー |IT Strategy |EVA |東洋経済 |HOME|
製造業の価値創造革新             
「バリュー・インテグレーション」のご紹介
編著: 柴田英寿 監修:江口良司・八田直久 出版社:東洋経済新報社
価格:2,000円+税
目次

第1章 「内向き」から「外向き」へ
第2章 「製品のデザイン」から
                「コミュニケーションのデザイン」へ
第3章 「価値再生産型組織」から「価値創造型組織」へ
第4章 「一企業内のベスト」から
                       「ワールドワイドベスト」へ
第5章 「作業の効率化」から「価値の創造」へ
第6章  事例:価値創造企業の仕組み

             著者からのメッセージ  
 モノをつくるというのは、人間の基本的な営みの一つではないでしょうか?

 ラジコン自動車にしても、ツーリング自転車にしても、パーツを組み立てて完成した時の喜びはひとしおです。

また、組み立てたラジコンや自転車を性能アップのために、チューニングしたり、パーツ交換したりする作業にもついついのめり込んでしまいます。

  私も、そうした原体験があって、製造業で働くようになりました。しかし、最近では、製造業だからといって、ただモノを作っていればいい時代ではなくなってきたようです。

 事業を行っていく上では、どの事業にどれだけ投資すべきかを検討したり、競合他社や関連する企業とどう連携していくかを検討したりしなくてはなりません。

 以前なら、年に1度か2度検討すれば良かった大きな事業戦略の見直しを、今では日々行わなくてはならなくなっています。

 じっくり、芸術作品を作り上げるように製品を作ることが大好きな製造業ピープルにとってはやっかいな時代となったわけです。

 そうした時代にあって、モノ作りにあこがれて製造業に飛び込んだ人たちが、どのように発想を変えていけばよいかを考えてみたものが本書です。

 本書は、何が価値なのかもう一度考え直してみようというところから始まっています。

 お客様のニーズをつかんで、いかにビジネスとして成功するかというビジネスの仕組みを考えることも、前述したラジコン自動車やツーリング自転車を組み立てることと基本的には同じです。

 本書のタイトル「バリュー・インテグレーション」とは、パーツを組み立てるように価値をつくりあげてみようという思いを込めたものです。

 (いろいろな視点で製造業に携わる者が共著で書いていまして、必ずしもインテグレーションの度合いが高くないという問題点もあるのですが...)

 「モノを作ることが大好きな人が、価値を作りだすにはどうすればよいか」という視点で試論を書いてみました。今、流行りのネットベンチャーや金融ハイテクとは違う分野の話ですが、ご一読いただければ幸いです。