良いしつけ、手洗い、マスク、スマホ除菌!

食事は静かに

小学校の給食の時間に教室を走り回っていて怒られた。ほこりが立つという理由。ほこりが食事にかぶってそのまま食べてしまう可能性が高いので、確かに、怒られてしかるべきだった。当時は、食事は楽しくしたいよね、くらいに思っていたが。

「塵埃(じんあい)感染」というのがかなりあるようだ。病原菌やウィルスがほこりの中にいてそれが、空気中を舞うことで感染するという仕組みだ。それを考えると、食事の際にバタバタしないことは、しつけとして重要なことだったとわかる。

家庭内土禁論

土足で家に入る習慣があるのは米国、イギリスの一部、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル。靴裏には菌が付着している可能性が高いので、土足で家に入る地域の衛生環境は良いとは言えないだろう。検証はされていないが、ウィルスの影響と相関性がありそうだ。ウィルスはイランでも広まっているが、イランでは家に入るとき靴は脱ぐようだ。

マスク論

いよいよマスクだ。
マスクについての論点を拾ってみた。
・ウィルスにマスクは効果が薄い
・使い捨てマスクは洗って再利用できない
・自作マスクでいいじゃないか

これを解くには、

「飛沫感染」と「飛沫感染(ウィルス核感染とも言う)」の違いを知る必要がある。
くしゃみや咳で人から飛び出したウィルスは飛沫と言われる。ウィルスが水分の中に入っていて、とても感染しやすい状態だ。一方、水粒子が大きいので、マスクでもいったんは防御できる。しかし、水分は蒸発する。マスクについた飛沫は、2時間程度で乾いた飛沫核(むき身のウィルス)になる。この状態では、粒子がとても小さくなり一般のマスクでは防御できない。空中に漂う飛沫核も厄介だ(漂っている状態をエアロゾルという)。長く漂い続けて、いつ接触するかわからない。米国立アレルギー感染研究所は、飛沫核になって浮遊するウィルスが3時間以上生き残ると発表している。この漂う飛沫核の感染力についてはいまだ不明だ。飛沫核による感染に関しては、WHOが言っているマスクは感染の予防に効果的でないという考えは正しい。換気は幾分か効果がありそうだ。

マスクについては、自分が感染するかどうかではなく、自分のウィルスをまき散らさないために効果が高いという説も浮上している。

マスクの効果は、もう1つ、ドアノブ、階段やエスカレーターの手すり、エレベーターのボタン、硬貨などに触って、ウィルスがついている可能性が高い手指を、口や鼻に触れさせないことにもある。

なので、使い捨てマスクの選択再利用も、自作マスクの利用も、粘膜との手指の接触を減らす点では効果がありそう。市販のマスクの場合洗うことでフィルターが痛み、また静電気の菌捕縛効果が低下するのは間違いない。自作マスクの密閉性の問題やフィルターがないことはもちろんその通り。しかし、マスクの主要な効果は粘膜と汚染された手指の接触回避にありそうなのだ。

もちろん、医療用のいわゆるサージカルマスクで、粒子の小さいウィルスをブロックすることも不可能ではない。むしろ、ウィルスが付着した使用済みマスクの処理の方が難しい(罹患者が出た場合の衣服やリネンの洗濯も同じ)。飛沫核化したウィルスは、マスクの網目よりも細かいが、多重化されたマスクの繊維に吸着して離れなくなるといわれる(粒子が小さくなるほど影響が大きくなるブラウン運動の法則と微粒子の分子間力によって)。つまり、使用後のマスクはウィルスがいっぱいということ、処分には十分気を付けて。汚染されたマスクをむやみに触るくらいなら密閉して捨てる方が良さそう。廃棄物処理段階の関与者のことも考えねば。再利用する場合は慎重に扱って。

目からの感染

ウィルスは粘膜から感染しやすい。粘膜は、口、鼻、目にある。
ウィルスが付着した手指で目をこすってしまう可能性が一番高いのではないか。
ドクター中松氏が提案し、高須クリニックの高須克弥院長や、指原莉乃氏が宣伝していた透明フィルムで顔を覆ってしまうフェイスマスクの方が効果が高そうだ。

だから手を洗う

市販マスクや中松式ファイスマスクを使っても、目や鼻を手で触ってしまう可能性は高い。
石鹸での手洗い、と流水での洗浄は15秒行うことで1/4以下にウィルスを減少させ、2度洗いで30秒行えば、1/500以下に減少させるといわれる。これに、刷り込み型消毒液を加えると1/3000以下に持っていけるともいわれる。
この30秒が、ハッピーバースデーを2回歌うに相当する。ボリス・ジョンソンはなかなかいい。

手洗いについてはこちらの米海兵隊の動画がわかりやすい。

手洗いについては、親指が盲点になりやすいそうだ。また、指と爪の間も洗い漏れが多い。手のひらで親指を握って洗う、同じく手のひらに4本指の爪をこすりつける、4本指を絡ませて指間をこそぐ。Yes Sir !

究極の汚染地帯

われわれの身近でもっとも汚染されているところはスマホの表面だ。
スマホの表面の汚染については、大学や各国の衛生機関が警鐘を鳴らしている。先ほど述べた、ドアノブ、階段やエスカレーターの手すり、エレベーターのボタン、硬貨を触って、スマホを触り、その手で、顔の粘膜部分を触ってしまう。その汚染地帯を我々は四六時中、指で触っている。いくら手を洗ってもスマホを触るたびに手は汚染される。スマホで汚染された手はさらに外部のいろいろなものに触って汚染を広げていく。感染症対策に詳しい中原英臣医学博士によるとウィルスはつるつる環境での生息を好み、スマホ表面で48時間程度生き続けるとのこと(プラスチックやステンレス上では72時間という研究もある)。スマホを甘く見てはいけない。

BBCではスマホの正しい洗い方をYoutubeにあげている。
水洗いはスマホの故障につながるので慎重にやらなくてはならないのだ。

私からの提案

スマホケースの裏側に、消毒用ウエットティッシュを貼り付けて持ち歩いてはどうだろうか?そこで指を除菌する。ウェットティッシュから沁み出る水分を別のティッシュにつけて、スマホの表面も拭く。スマホの表面のコーティングを傷める可能性があるので、表面にはフィルムを貼っておくのがよいだろう。
※この方法はスマホに異常、故障を起こす可能性があるので、自己責任でやってください。私は責任取らない。

しかし、アルコール敏感症の人は、消毒用ウエットティッシュがきつい。なんと!世の中には抗ウィルス性があるスマホ用フィルムもある。

パンデミック時代にスマホの汚染を見落としてはいけない。

(七五調)良いしつけ、手洗い、マスク、スマホ除菌!

ほんとうは除ウィルスだが、語呂が整わないので、除菌で...

[参考]
FNNニュース(スマホ、つり革の汚染状況含む)
dmenuニュース(上の記事のテキスト版的内容)
ウィルス等の粒子の大きさについて(マスクメーカー中外工機株式会社のページ
ウィルスがマスク繊維に捕縛される仕組み
手洗いによる手指の菌の減少について
手洗いの仕方について
スマホ表面の汚れについて
ウィルスの生存時間について


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